お客を増やすWebサービス

昨年辺りから『check*pad』や『早起き生活』、『あとで読む』など、個人開発のWebサービスが増え始めたように思います。普段の生活や仕事における効率化、能率アップに役立つちょっとしたサービスを提供するものが個人で開発でき、数万人の利用者を集めることも珍しくありません。今年はより多くのWebサービスが登場してくるものと思います。

EC業界においても、一般にネットショップの存在が認知され、インターネットを通じてお買い物をすることが定着してきており、価格や製品そのものの価値だけで競争することが厳しくなってきました。

在庫や価格などの体力勝負においては資本力のある大企業に対して勝ち目は薄く、ECの強みの一つである「ニッチ」な分野も競合が増え、競争を迫られています。今後は製品・サービスの良さや店舗としての魅力、サイトの使いやすさ、情報の充実度を充分に満たすとともに、製品・サービスに付随するWebサービスの提供を行なうことが競合他店との差別化を図る一つの方法になると思います。

例えば「文房具」を扱うネットショップの場合、アスクルという大きな競合が存在します。アスクルと真っ向から競争するのはほぼ勝ち目がないため、取り扱う商品を「万年筆」や「手帳」などと勝てる分野だけに限定したりします。しかし、同じように万年筆専門店、手帳専門店の店舗数も増え、他店との比較が容易になり、結果的に価格比較で選ばれることになります。

そこで「ただしい万年筆の使い方」や「万年筆の手入れの仕方」、「仕事の能率が上がる手帳術」などの情報を提供するサイトを新しく作ることで他店との差別化を図ります。また、そのサイトでお客同士が交流できるスペースを作ることで、お客自身が使い方やコツなどの情報を出し合う場を作ることができます。

お客に提供するWebサービス自体で収益を上げることは難しいのですが、そのサービスを提供することで会社・店舗のことを認知してもらい、新規顧客の獲得にスムーズにつながるようにすると良いでしょう。

良い製品、良いサービスを提供することはもちろん、よりよく使っていただけるためのサービスを提供する。Webではそのサービスも比較的安く、幅広いお客に使ってもらえるものが開発しやすいため、利用しない手はありません。

私もこのようなWebサービスを開発し、多くのお客さまに使っていただけるようにしたいと思います。

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