Archive for the '書籍紹介' Category

『鈍感力』を読みました

水曜日, 4月 11th, 2007

鈍感力

渡辺 淳一さんの『鈍感力』を読みました。小泉純一郎・前総理大臣の発言の中で取り上げられた本です。

現代は、何事にも「敏感」すぎる人が多く、人間関係に悩んだり、ストレスを感じやすくなって病気になりやすくなったりするそうです。そのため、少しくらいの物事では動じない「鈍感力」が必要なのだと書かれています。

以前に書いた「スルー力(するーりょく) 」に近い内容です。「鈍感だ」といわれるとネガティブなイメージを持ちますが、「スルーする」とした場合、「受け流す」「うまくやり過ごす」といった前向きなイメージで捕らえられます。

本で取り上げられている例えにも、ツッコミどころが満載なのですが、それに逐一反応することが「『鈍感力』が足らないよ」といわれるようなものなのでしょう。無理矢理なこじ付けを「華麗にスルー」しながら読むのには適しています。

デザインにひそむ〈美しさ〉の法則

水曜日, 1月 31st, 2007

「デザイン」に関して、読みやすく、わかりやすい書籍を読んだのでご紹介。

デザインにひそむ〈美しさ〉の法則
デザインにひそむ〈美しさ〉の法則

お札やタバコ、道路標識、iPodなど、身近な工業デザインを通じて、黄金比(1:1.618)、白銀比(1:1.414)、シンメトリー(線対称・点対称)、アフォーダンス、マジックナンバー(5±2、4±1)など、そのデザインの中にある「美しさ」について解説されています。

「美しいものは使いやすい」
これは工業デザインだけでなく、Webデザインにもあてはまります。良いコンテンツを提供することは大前提ですが、美しいWebサイトをデザインすることで、より伝わりやすい、サイトを利用する人が満足しやすくなります。

美しいウェブサイトをデザインするためには凝った装飾やFlashなどが絶対に必要、というわけではありません。シンプルなレイアウトと配色をベースに、印象的なロゴやメリハリをつけるためのアイコン、利用者の心をつかむイメージ、キャッチコピーを工夫することでも美しいウェブサイトを構築することはできます。それを基本の形として、より利用者の心を響かせるための演出を行なうのです。

これからは「良いコンテンツ」を提供することはもちろんですが、「美しいデザイン」も求められるようになります。ただ「美しいデザイン」という言葉に身構える必要はありません。そのことをこの本から感じていただきたいと思います。